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- ようこそ、GMD-Japan研究所へ
GMD-Japan研究所は、GMD(ドイツ国立情報処理研究所)と北九州市が協力して設立した研究所です。ドイツでは、約1200名の人々がGMDの8つの研究所において、自律型知能システム、並列コンピューティング、ネットワーク・テクノロジー、バイオ分子情報処理等の研究に携わっています。GMDの予算の70%はドイツ政府から、残りの30%は共同研究を行っている企業や他の協力機関から出資されています。
九州への道のり
GMDは、日本で20年以上にわたり活動を続けて参りました。90年代の初めにGMDテクノパーク内にNEC初の欧州研究所が設立され、また、NEC、HITACHI及びFUJITSUなどとGMDとの共同プロジェクトが進む中、世界志向を強めているGMDは、ますます日本への関心を強めていったのです。
一方、北九州市は、新しい学術・研究都市の設立にあたり、国際的レベルの研究所誘致を希望していました。北九州市とGMDが、独創的な研究に共通の利益を見いだし、GMD-Japan研究所(GMD-JRL)が設立される運びとなりました。そして、1998年11月、北九州において研究活動が開始されました。
GMD-JRLの2つの主な研究活動
第一の分野は、自律型ロバストシステムです。この分野では、動作制御、位置測定、リアルタイム処理などの課題に取り組んでいます。特に、この研究分野で取り上げている水中探査機への応用によって、海底の探査、海洋環境のモニタリング、海底におけるガスや石油の調査などの新しいテクノロジーが可能となることでしょう。さらにこの研究成果は、あいまいで変動するデータをリアルタイムに処理することが迫られている、全ての産業分野で応用できるでしょう。
第二の分野は、テレコーポレーションです。テレコーポレーションでは、高速ネットワーク技術の可能性や、この技術を研究・協力活動で利用するための新しい独創的方法について研究しています。
ホームページのご案内
私共の研究の概要については、研究の紹介に進んでください。テキストや画像で紹介しております。また、私共の実際の文献を読まれたい方は、研究論文を御覧下さい。もし、皆様の抱えていらっしゃる問題の一つでも私共で解決するこが可能かもしれないとお考えでしたら、応用の可能性のページを御覧頂くと、何らかのヒントになるかもしれません。研究所の最新情報は、イベントのページで確認できます。研究所自体やメンバー、もしくはリソースのページもございます。さらに詳しく知りたい方、あるいは当研究所を訪問される御予定のある方は、連絡先を御参照下さい。また、当ホームページでは息抜きに、数世紀にわたる様々な時代の著者によって書かれた、自律型システムに関するおもしろい書物の引用文も掲載しております。
どうぞ、当ホームページをお楽しみください。
(クリストフリード・ヴェーバース & ウヴェ・R・ツィマー)
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